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主要ミネラルとその働き

カルシウム(Ca)
主な働き:骨・歯などの硬組織作る。血液の凝固、心筋の収縮にも作用。神経の興奮を押さえる働き。
欠乏症:歯、骨が弱くなり、十分に成長しない。(ビタミンDが不足するとカルシウムの利用が悪くなり欠乏症を起こしやすい。)
カルシウムは日本人に最も不足しやすい栄養素であり、子供や妊婦や高齢者は特に不足しないよう心がける必要がある。
カルシウムを多く含む食品は、牛乳、乳製品、小魚、小松菜、海藻類、豆腐、大根の葉など。

マグネシウム(Mg)
主な働き:筋肉の収縮を抑える。脳梗塞や心筋梗塞を防ぐといわれている。
欠乏症:血管が拡張して心悸亢進を起こす。けいれん・昏睡。
マグネシウムは心臓発作を防ぐだけでなく、月経前症候群や高血圧、不整脈、ぜんそく、腎臓結石を改善するスーパーミネラルとよばれている。
カルシウムの作用を助けたり、ビタミンB郡とともにエネルギー代謝や核酸の合成にかかわるなど、300種もの酵素の働きを助けている。
マグネシウムとカルシウムは1:2のバランスで摂取するのが良いとされている。

鉄(Fe)
主な働き:貧血による息切れ、動悸、めまい、頭痛の改善。
欠乏症:貧血。疲れやすく怒りっぽくなる。発育が遅れる。
鉄は酸素を体中に運ぶ機能鉄と、機能鉄の不足を補うために肝臓などに蓄えられる貯蔵鉄がある。機能鉄は、赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンの成分となって、体の各器官に酸素を運ぶ。
貧血の症状は機能鉄の不足で起きるのではなく、貯蔵鉄が不足して初めて表れる。
食品に含まれる鉄には、動物性食品に多いヘム鉄と、野菜や穀類に含まれる非ヘム鉄がありる。ヘム鉄の吸収率は15〜25%ですが、非ヘム鉄は2〜5%しかない。非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高まる。

リン(P)
主な働き:歯・骨などの硬組織を作る。過剰に取りすぎると骨粗しょう症の原因になる。加工食品に多く含まれ現代人は取り過ぎ。
欠乏症:歯、骨が弱くなる。骨折を起こしやすくなる。
リンはカルシウムと結合して骨の主成分となる。また、核酸を構成し細胞の成長や神経・筋肉の機能の正常化に関わる。
リンが多いとカルシウムの代謝に障害が出る。リンとカルシウムのバランスは1:1が理想だが、飲料水や加工食品に添加物として多量に含まれているため、そのバランスは崩れがちである。

銅(Cu)
主な働き:骨髄でヘモグロビンを作るときの鉄の働きや腸管からの鉄の吸収を助け
、銅は亜鉛と体内でバランスを取っています。
欠乏症:貧血・骨異常・脳障害
銅は脳内の神経化学物質を合成したり、筋肉や神経、免疫系を機能させるといった重要な働きがある。
銅が欠乏した動物は、心臓や血管がもろくなる。骨粗鬆症の女性は、強い骨を持つ女性に比べ、銅の血中濃度が低いことが分かっている。
さらに、銅は鉄と相互に作用するため、銅が欠乏すると貧血になる場合がある。
銅は、貝類、甲殻類、ナッツ、ココア、豆、きのこ類に多く含まれる。

ヨウ素(I)
主な働き:甲状腺ホルモンの主な成分です。不足すると甲状腺が肥大化する甲状腺腫の原因になる。放射線を浴びた時に放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積して発ガン作用を抑えると言う働きもある。
欠乏症:甲状腺腫
ヨウ素の欠乏は直ちに甲状腺ホルモンの欠乏を招き、これが原因になって腫瘍になることもあり、幼児期・新生児期の甲状腺ホルモンが欠乏すると、知能の遅れや発育障害をともなうクレチン病を発症したりする。
海産物に多く含まれ日本では欠乏症はほとんどない。
また医薬品としても利用価値が高く、殺菌・坑ウィルス作用があるので外用の殺菌消毒に使われている。

マンガン(Mn)
主な働き:骨・肝臓の酵素を活性化します。骨の生成を促進する。
欠乏症:骨の発育不充分。中枢神経障害。
人間の場合、マンガンが欠乏することはほとんどないが、逆に過剰症として、頭痛、倦怠感、運動機能障害、言語障害などが見られることがある。この場合の治療薬としては、キレート作用を応用して対外に除去する化合物が用いられている。
また、多くの酵素活性を促進する作用をもっており、血糖降下作用が確認されている。

セレン(Se)
主な働き:強力な抗酸化作用。心臓病や動脈硬化、老化の防止
欠乏症:克山病(子供の心不全。慢性・急性ともにある)、動脈硬化、心筋症が起こりやすくなる。
2種の生理作用
(1)抗炎症作用
人の赤血球には、活性酸素のひとつである過酸化水素を分解する酵素が存在しますが、その酵素(グルタチオン・ペルオキシターゼ)の活性中心にセレンが存在するため、セレンには高い抗炎症作用があると考えられてる。
(2)免疫促進効果
必須微量元素の摂取量として十分な0.1ppmを上回るセレンをマウスに投与すると、赤血球凝集能や溶血球形成能などの一次免疫応答の顕著な促進が観察されています。
また、水銀と拮抗作用のあることが知られている。

亜鉛(Zn)
主な働き:さまざまな酵素やホルモンなどの働きを助ける。
欠乏症:味覚障害、皮膚炎、脱毛、性機能障害、うつ症状。
欠乏症としてはさらに、成長が止まる小人症、第2次性徴の発育不全や、鉄欠乏性の貧血が起こることが報告されている。
その後腸性肢端性皮膚炎や、ある種の脱毛、味覚・聴覚障害も亜鉛の欠乏症であることが明らかになった。
不足しがちなミネラルであると考えられており、過剰症は起こりにくいようだが、缶詰から溶け出した亜鉛による中毒発熱・吐き気・腹痛・下痢などが知られている。
遺伝情報の保存・発現・制御・調節に関わっている亜鉛たんぱく質も発見されており、ますます重要なミネラルとの認識が強くなってきている。

クロム(Cr)
主な働き:糖や脂肪の代謝。インシュリンの感受性を高める作用。
欠乏症:動脈硬化、糖尿病の一因となることもある。
動物実験では微量のクロムが糖やコレステロールの代謝に不可欠である。

モリブデン(Mo)
主な働き:さまざまな酵素の構成物質となっている。
欠乏症:はっきりとした欠乏症はない。
モリブデンは人間にとって必須元素で、キサンチンオキシダーゼや亜硫酸オキシダーゼなど、重要な酵素の活性部位に存在する。 重金属の中では毒性が低く、生体内に蓄積されない。銅とモリブデンは互いに拮抗関係にあることが分かっており、バランスが崩れると、銅の欠乏症になる。

カリウム(K)
主な働き:心臓機能、筋肉機能を調節する重要なミネラルです。多く取ると血圧が下がる。カリウムはナトリウムとのバランスが重要で、日本人はナトリウムを多くとるので高血圧を防ぐためにもカリウムをきちんと取る必要がある。
欠乏症:筋無力症・まひ状態、知覚がにぶくなる。
夏バテは、大量にかく汗とともにカリウムが失われ、低カリウム血症となって発症することが多い。
ストレスやコーヒー、酒や甘いものはカリウムを減らす。

ナトリウム(Na)
主な働き:筋肉・神経の興奮を弱める。カラダの体液のバランス(浸透圧)を調節する。取りすぎると高血圧になるので減塩の必要がある。
欠乏症:食欲減退、筋肉は脱力する。極端な欠乏症は倦怠、無欲、失神。
ナトリウムは体内の水分量を調整し、神経や筋肉の信号伝達をスムーズにさせ、いろいろな物質が細胞に出入りするのを助ける役目がある。

コバルト(Co)
主な働き:ビタミンB12の最も重要な構成成分。ビタミンB12は酵素の活性を高めるための補酵素として働き、ヘモグロビンの合成の段階に関係すると言われている。
欠乏症:悪性貧血、食欲減退、体重減少など。
貧血を防ぐには、鉄だけではダメで、鉄のほかに銅とコバルトが必要なことが明らかにされ、ビタミンB12が発見されるきっかけとなった。

下記文献の一部を抜粋させていただきました。
「金属は人類になぜ必要か」桜井弘著(講談社ブルーバックス)
「元素111の新知識」桜井弘編(講談社ブルーバックス)
「食べもので若返る-生命はミネラルバランス」中島常允著(地湧社)ほか